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チームレポート

主将の篠原涼、4番候補の古川裕大ら日米大学野球に出場する24選手が決定

2019年6月23日

 6月23日、侍ジャパン大学代表の選考合宿3日目が行われた。最終日となったこの日は神奈川県のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで特別ルール7イニングの紅白戦を行い、午後には代表24選手が発表された。このメンバーで7月16日開幕の第43回日米大学野球選手権大会を戦う。

 13時から始まった代表選手発表記者会見で生田勉監督は「あらゆる角度から選出させていただきました。昨年以上の手応えを感じております」と充実の選考合宿を総括。その後24選手の名前を読み上げた。

 投手陣では全日本大学野球選手権でも優勝を果たし、今秋のドラフト1位候補にも挙がる森下暢仁(明治大)が軸。生田監督はその能力はもちろんのこと、「マウンドでの表情、ベンチでの立ち回り、そして日本一になった実績」を理由に開幕投手候補にも挙げている。また先発には、2016年の侍ジャパンU-18代表を経験している早川隆久(早稲田大)も構想しているという。
 他にも、昨年の国際試合で高い奪三振率を記録した伊藤大海(苫小牧駒澤大)、今日の紅白戦で縦に変化するカットボールなどを武器に5者連続三振を奪った山﨑伊織(東海大)らが選出され8人の陣容となった。一方で、過去2年続けて選出されてきた津森宥紀(東北福祉大)は、全日本大学野球選手権から調子が上がらず落選となった。

 捕手には能力の高い選手が揃った。昨年に続く選出となった海野隆司(東海大)と佐藤都志也(東洋大)に加え、4番候補に挙がる古川裕大(上武大)、5番候補に挙がる郡司裕也(慶應義塾大)の4人が選出。初選出となった2人に関して生田監督は「古川選手は長打力を含め打撃はハイレベル、郡司選手は昨年の落選の際に自らの足りないところを聞いてきたのですが、その際に提案した課題をクリアしてきました」と評価。海野以外の3選手は捕手以外のポジションも守ることが可能なため、幅広い起用法がなされそうだ。

 内野手・外野手は、自ら選考合宿での主将に名乗りを挙げた篠原涼(筑波大)が選出されたため、日米大学野球でも主将を任されることとなった。これで篠原は2015年の第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップに出場し準優勝した侍ジャパンU-18 代表に続く主将就任となった。
 その他では、昨年の代表だった勝俣翔貴(国際武道大)、佐藤輝明(近畿大)が故障の影響で外れ、3番候補とされる牧秀悟、1年生の森下翔太(ともに中央大)や田中幹也(亜細亜大)ら初選出の多いフレッシュな顔ぶれとなった。
 両1年生について生田監督は「(前日にバックスクリーンへ飛び込む本塁打を放つなど)1年生で力強いスイングをして、あそこまで飛ばせる選手はなかなかいません。田中選手は一塁から二塁への計測でもかなり速いタイムを出し、守備範囲も広い」とし、森下を鈴木誠也(広島)、田中を菊池涼介(広島)に例えた。

 MLB予備軍とも言える大学米国代表との戦いに向けて生田監督は「5連勝するくらいの気持ちで選手を選出させていただきました。打つことも大事ですが、点をやらず守りきるために、小技の効く選手、守備の上手い選手、足の速い選手を選びました。様々な意見を交わした中で選んだベストメンバーだと思います」と自信を持って話した。

 この後、選出された24選手は7月10日から直前合宿を13日までバッティングパレス相石スタジアムひらつかで行い、14日に愛媛県松山市のマドンナスタジアムで対広島二軍戦(正午開始予定)、15日の公式練習を経て16日の開幕戦(松山坊っちゃんスタジアムで18時開始予定)に臨む予定となっている。

第43回 日米大学野球選手権大会

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2019年7月16日~7月21日

第1戦 7月16日(火)18:00 日本 3 - 0 アメリカ
第2戦 7月17日(水)18:00 アメリカ 3 - 2 日本
第3戦 7月18日(木)18:00 日本(雨天中止)アメリカ
第3戦 7月19日(金)9:00 日本 0 - 2 アメリカ
第4戦 7月20日(土)18:00 アメリカ 1 - 9 日本
第5戦 7月21日(日)18:00 日本 6 - 1 アメリカ
予備日 7月22日(月)
※開始時刻は日本時間

日米大学野球・侍ジャパン大学代表展望

充実の投手陣、鍵はインコース

機動力前面に強力投手陣に立ち向かう

開催地

日本(松山・今治・岩国・郡山・東京)

出場する国と地域

日本、アメリカ

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