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侍ジャパン女子代表フロリダ練習3日目 45度の暑さの中、攻守に充実

2018年8月20日

 第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ(22~31日、米国フロリダ)で6連覇を目指す侍ジャパン女子代表が19日(日本時間20日)、フロリダ州ヴィエラのUSSSA・スペース・コースト・コンプレックスで練習を行った。

 気温45度の暑さの中、これまで2日間使用したソフトボール用の狭いグラウンドから初めて野球用グラウンドに場所を移し、3時間半たっぷりと汗を流した。

 まずはチームを支える守備に時間を割いた。定位置での内外野の連係プレーのほか、けん制やバントシフトでのサインプレーを一つ一つ確認していく。このグラウンドの人工芝は長く、チップも多く含まれているため、打球はバウンドすればするほど失速する。バント守備のサインプレーでは、より前で捕球できるように、投手が投げるタイミングを遅らせるよう微調整を図った。

 三塁を守る阿部希内野手(ハナマウイ)は「バント処理はやっておきたかったので、良かったです」とすっきりした表情。橘田恵監督は「人工芝に慣れて、コミュケーションを取りながら、いいものをつくるということに変わりはない。合宿の延長で、短い時間の中で確認できて良かった」と選手たちを頼もしげに見つめた。

 守備練習を終えた後、選手からのリクエストで野手は1時間の打ち込みを敢行した。フロリダでの練習初日は狭いソフトボール球場で短時間のフリー打撃、2日目はシート打撃とこれまで本格的に打ち込めずにいた。この日のフリー打撃で右翼フェンス越えの当たりを放つなど快音を飛ばした4番の川端友紀内野手(埼玉アストライア)は「フェンス越え? 気づきませんでした。伸び伸び打てたのは久しぶりなので、気持ち良く打ちました」と笑顔で汗をぬぐった。

 グラウンドでのフリー打撃のほか、施設内に6カ所の鳥カゴを設けた室内打撃練習場があることが分かると、船越千紘捕手(平成国際大)ら4人が足を運び、ティー打撃などでバットを振り込んだ。その一人である阿部は「ティーで数を多く振って体のキレを出したいと思っていたので望み通りです」と充実感いっぱい表情を見せた。

 時差ボケもなくなり、この日の練習は45度の猛暑も気にならないほど、活気に満ちあふれていた。「みんな暑さにも慣れてきて、逆に、でき過ぎているくらい。明日は抑えてあげなくちゃいけないですね」とうれしい悲鳴を上げた指揮官。「今日は練習量を一番上げたいと思っていました。選手主導で上げることができたことは収穫です」と選手と思考が一致した充実の一日を振り返った。

 また、橘田監督はオープニングラウンド5試合の投手起用について「ある程度伝えないと、準備もできないと思うので」と前夜選手に伝達したことも明らかにした。

 先発投手も決まり、開幕に向けて一気にスイッチの入った選手たち。20日と21日の公式練習で最終仕上げを行い、22日に開幕を迎える。

第8回 WBSC 女子野球ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2018年8月22日~8月31日

オープニングラウンド

8月22日(水)23:00 日本 8 - 0 ドミニカ共和国
8月23日(木)23:00 香港 0 - 23 日本
8月25日(土)7:00 日本 2 - 1 カナダ
8月26日(日)7:00 キューバ 1 - 4 日本
8月27日(月)7:00 日本 5 - 1 オーストラリア
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

スーパーラウンド

8月29日(水)7:00 日本 3 - 0 アメリカ
8月30日(木)2:00 日本 2 - 1 チャイニーズ・タイペイ
8月30日(木)22:00 日本 10 - 0 ベネズエラ
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

決勝

2018年9月1日(土)7:00 日本 6 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(フロリダ:時差-13時間)

開催地

アメリカ(フロリダ)

出場する国と地域

グループA
アメリカ、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイ、韓国、オランダ、プエルトリコ

グループB
日本、カナダ、オーストラリア、キューバ、香港、ドミニカ共和国

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