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ドラフト指名を受けた侍ジャパンたち~大学代表編~ 1年目からの躍動を誓う

2016年10月24日

 10月20日に開催された「2016年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」。今年も育成ドラフト含め115名が指名を受けた。3回シリーズの第2回では侍ジャパン大学代表のドラフト指名選手を紹介。「日本代表」での活躍を振り返っていきたい。

 2014年夏、オランダ開催の「第27回ハーレムベースボールウィーク」において、侍ジャパン常設化の動き以降始めてチーム編成された「侍ジャパン大学代表」。今回のドラフトでは、2014年以降の侍ジャパン大学代表で活躍を続けた面々が、充実した活動を続けてきた集大成が現れた形となった。
 まず、2014年時のメンバーからは5球団指名重複の末に福岡ソフトバンクから1巡目指名を受けた最速156キロ右腕・田中正義(創価大)、広島から1巡目指名を受けた最速153キロのタフネス右腕・加藤拓也(慶應義塾大)。そして最速151キロ左腕・横浜DeNAから1巡目指名の濱口遥大(神奈川大)の計3名。

 2015年、韓国・光州の地で優勝を飾った「第28回 ユニバーシアード競技大会」のメンバーでは田中正義、濱口遥大に加え、安定度抜群右腕・中日ドラフト1巡目指名の柳裕也(明治大)と、最速149キロのストレートに、多彩な変化球も併せ持つオリックス8巡目指名・澤田圭佑(立教大)の計5名。
 このユニバーシアードでは韓国戦で柳が6回10奪三振無失点。田中が1回2奪三振に抑え8対0で圧勝。その後も、中国戦では澤田が4回を投げて5奪三振。フランス戦で濱口が1回無失点。そして準決勝のアメリカ戦で柳が4回3分の2回を投げて8奪三振無失点。決勝戦雨天中止によるチャイニーズ・タイペイとの両チーム優勝は彼ら5名の功績なくしては語れないものであった。

 そして今年の日本開催「第40 回日米大学野球選手権」のメンバーでは、投手では柳裕也と濱口遥大に続き、5球団競合後、千葉ロッテ1巡目指名が決まった最速153キロスリークォーター・佐々木千隼(桜美林大)、横浜DeNA2巡目指名の最速147キロサイドハンド・水野滉也(東海大北海道)。さらに気合の最速150キロが魅力の埼玉西武6巡目指名の田村伊知郎(立教大)といった初の侍ジャパン投手陣入りを果たした3名が晴れの指名を受けている。

 また、野手陣では3名の内野陣が今回、ドラフト指名を受けた。
 侍ジャパン大学代表でも4番を張った大型三塁手・大山悠輔(白鷗大)は阪神が単独でドラフト1巡目指名。遊撃手としての広い守備範囲と俊足が武器の吉川尚輝(中京学院大)は、読売がドラフト1巡目指名。堅実かつ華麗な守備力で侍ジャパン大学代表でもショートストップを張った京田陽太(日本大)は中日が2巡目に指名。今振り返れば、侍ジャパン大学代表でも彼らは大きな存在感を示していた。

 第1戦では佐々木が先発し7回12奪三振無失点。2対1の1点差の場面で、クローザー役を務めた田村は9回を抑え勝利。第2戦でも柳が7回12奪三振無失点。8回裏からは連投の田村が2イニング。さらに京田が決勝打を放って2連勝。
 第3戦では0対1で敗れたものの、リリーフとして登場した水野が3回4奪三振無失点。濱口も3回6奪三振無失点。連敗となった第4戦でも京田が第2戦以来となる打点を稼ぎ、吉川、大山も安打を放った。
 そして勝った方が優勝となる最終・第5戦は先発した柳が4回3分の2回を投げ自責点0。延長10回サヨナラ勝ちでの優勝を決める流れを作っている。

 侍ジャパンでの戦い同様、大学最後のリーグ戦でも、それぞれのリーグで高いパフォーマンスを発揮し、ドラフト指名につなげた11名。侍ジャパン大学代表の看板を背負い、1年目からの大きな躍動を誓う。

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