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世界一を目指して 侍ジャパンU-12代表 1次合宿がスタート!

2015年7月4日

 7月24日から8月2日に開催される第3回WBSC U-12 ワールドカップに参加する侍ジャパンU-12代表は、7月4日、都内のグラウンドにて1次合宿をスタートした。
 この日が、代表選手の初の顔合わせとなる。お互いの顔と名前を覚えるため、一人ひとり自己紹介を行ったあと、練習が開始された。

 まずは、アップ。ただのウォーミングアップではなく、トレーナーの指導の下、ダッシュや切り返しなど、野球の動作をイメージしたメニューが組まれた。最初は慣れない動きをみせていた選手たち。
 仁志敏久代表監督は、こういったアップメニューは、U-12チームにとって、とても大事なことだと説明する。
「やっぱり野球をやる前に、それだけの体力をつけていかないと技術練習をしても、技術を身に付けるのも難しいですし、また生まれ持った運動神経だけやっても、どうしても限界がみえてしまいます。野球選手は、野球の練習しかやらないことが多い。サッカーをやっている少年たちはフィジカルトレーニングをしっかりやっていますし、今のうちに、切り替えしや反応を鍛えるためのトレーニングをやったほうが、選手の将来にとってもプラスになります」

 その後、選手たちは3つの組に分かれてノックを開始。
 野手は、雨天練習場でフリー打撃、ティー、アジリティトレーニングに取り組み、また投手は、ブルペンで投球練習。最後は全員でベースランニングを行い、合宿初日から精力的にメニューに取り組んだ。

 ベースランニングでは、仁志監督が実演を交えて指導し、コーチ陣が投手役で牽制を交えて盗塁練習するなど基礎練習をこなしながらも、本格的な技術練習を織り交ぜて合宿初日の練習を終えた。
 「12歳ぐらいの選手たちが、まだ技術を完成させる必要はないと思いますが、(実践をふまえた)練習をしながら技術的なコツをつかんだ方が、役に立つことが多いと思います」と話した仁志監督。練習でも、手取り足取りの指導ではなく、首脳陣が送るアドバイスをもとに、選手たちが考えながら自ら取り組んでいく姿がみられた。この日の練習時間は約4時間。初日から精力的に取り組んだ代表選手たち。
 練習後、仁志監督は今大会に向けてこう語った。
「もちろん代表である以上、勝つことは大事です。しかし、彼らの持ち味を出して、力を出した上で、勝たせてあげたい。なんでもかんでも、私たちが型にはめて教えるよりも、自分で考えてやっていけるようにアプローチしていきたいですね」

 今回の強化合宿は5日まで行われるが、ここではまずは、選手の力量や適正を見極め、また、団結するためのチーム力を育てていくことが求められる。
 実際に試合に基づいた戦力確認をしていくのは、7月19日から7月22日に行われる直前合宿からだ。
 仁志監督が初めて侍ジャパンU-12世代で指揮をとった昨年の第8回 BFA 12Uアジア選手権大会は決勝まで進むも、チャイニーズ・タイペイに敗れ、準優勝に終わった。今回は世界一へ向けて、士気を高める代表選手たち。強化合宿を重ね、大会が近付くにつれて、選手たちはさらにエネルギッシュな姿を見せてくれるだろう。

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